世田谷区経堂の白内障手術専門クリニック|日帰り手術&多焦点眼内レンズも対応。

世田谷区経堂の白内障手術専門クリニック|日帰り手術&多焦点眼内レンズも対応。

白内障の治療方法

白内障とは

  1. 白内障とは
  2. 白内障の治療方法

白内障に気づいたとき、まず考えること

「白内障」と言われても、すぐに手術が必要なわけではありません。
まずは現在の見え方や日常生活への影響を確認しながら、ご自身に合った治療方法を一緒に考えていくことが大切です

白内障の進行を遅らせる方法

「今すぐ手術はちょっと…」という方へ

白内障の進行を完全に止めることはできませんが、進行をゆっくりにする生活習慣はあります。

  • 紫外線対策:外出時はUVカットのサングラスや帽子を着用
  • 禁煙:喫煙は白内障の進行リスクを高めると言われています
  • 生活習慣病の管理:糖尿病や高血圧などがある方はしっかりとコントロール
  • 目を休ませる:長時間のスマホ・PC作業は休憩をはさむ

目薬などが処方されることもありますが、水晶体の濁りを元に戻す治療法は現在のところありません

白内障の手術以外の治療法

現時点では「進行予防」が主な目的です

眼科で処方される点眼薬(進行抑制点眼)は、水晶体の濁りの進行を「ある程度遅らせる」ことを期待する薬です。
ただし、白く濁ってしまった水晶体を透明に戻す効果はありません。

そのため、視力の回復を目的とした根本的な治療法は「手術のみ」となります。

白内障手術の必要性

手術は「見えにくくて困った時」に考えれば大丈夫です

白内障手術は必ず受けなければいけないものではありません。
ただし、次のような状態になったら手術を検討する時期です。

  • 日常生活で見えづらくて困る
  • 車の運転が不安になってきた
  • 新しい眼鏡でも視力が出ない
  • 階段や段差でつまずきそうになる
  • スポーツや趣味が楽しめなくなった

当院では、これらのご不便を詳しく伺い、「本当に手術が必要かどうか」を一緒に考えていきます

白内障手術のメリットとは?

白内障手術は、ただ視力を回復させるだけでなく、今後の生活の質(QOL)を大きく高めるチャンスでもあります。
以下のようなメリットが期待できます。

メリット① 近視・乱視を同時に治せます

白内障手術では、「眼内レンズ」と呼ばれる人工のレンズを目に入れます。
このレンズの度数を調整することで、近視や乱視を治すことも可能です。
手術後は眼鏡の使用頻度が減る方も多く、「裸眼でよく見えるようになった」と喜ばれる声もあります。

メリット② 老眼を改善できるレンズもあります

最近では、進化した「多焦点眼内レンズ」を選ぶことで、遠くも近くも裸眼で見えるようになる選択肢もあります。
「できるだけ眼鏡を使いたくない」「若い頃のような見え方を取り戻したい」
そんな希望に応えられるレンズも増えてきました。

メリット③ 白内障の奥に潜む目の病気を見つけやすくなる

白内障が進行すると、目の奥が見えづらくなり、他の病気(緑内障や黄斑変性など)の発見が遅れる可能性があります。
白内障手術を行うことで目の奥の検査がしやすくなり、必要な治療にいち早くつなげることができます。

とくに40代以上では20人に1人が緑内障のリスクがあると言われており、緑内障は日本における失明原因の上位です。

そのため、白内障の有無にかかわらず、定期的な眼科検診がとても大切です。

その他、白内障手術のメリット・デメリットについては以下のページをご覧ください。

白内障手術が必要と気づくきっかけ

実は多くの方がこうして決断されています

「目がかすんで読書をやめてしまった」
「友人の顔がはっきり見えなくて、会話がしにくくなった」
「車のライトがまぶしくて、夜の運転が怖い」

こうした日常の中の小さな“見えにくさ”が、実は白内障によるものだった…というケースはとても多いです。

手術で視界がクリアになった方の多くが
「もっと早く受ければよかった」
とおっしゃいます。

あなたにとって最適なタイミングを一緒に探します

「白内障=すぐ手術」ではありません。
経堂こうづき眼科では、ご本人の見え方や生活スタイルに寄り添いながら、納得いくタイミングでの治療を大切にしています。

まずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

白内障手術や治療に関するご不安・疑問にお答えします

手術以外で白内障を治すことは可能ですか?そういう本を見かけたのですが…

現時点で、白内障を「元に戻す」薬やサプリメント、自然治癒法は医学的に確立されていません。

「白内障が治る」とうたう本やネット情報もありますが、多くは根拠が不十分だったり、誤解を招く表現を含んでいることがあります。
白内障は、水晶体という目の中の透明なレンズが白く濁ってしまう病気です。この濁りを元に戻すことはできず、根本的な治療は手術だけとなります。

白内障と診断されたら、すぐに手術しないといけませんか?

いいえ、白内障は必ずしもすぐに手術が必要な病気ではありません。
「見えにくくて生活に不便を感じるかどうか」が手術を検討する目安です。
経堂こうづき眼科では、患者さまの見え方やライフスタイルを踏まえ、最適な時期を一緒に考えますのでご安心ください。

目の手術は怖いし、失敗して失明したらと思うと心配です…。

ご安心ください。白内障手術は国内だけでも年間150万件以上行われている、外科手術の中でも非常に安全性の高い日帰り手術です。
当院では、経験豊富な医師が5〜10分程度で行い、痛みもほとんどなく点眼麻酔のみで完了します
使用機器も最新式で、万全の体制で行っていますので、不安なことは何でもご相談ください。

老眼も治したいのですが、手術で可能ですか?

はい、近年は多焦点眼内レンズという選択肢があり、遠くも近くも裸眼で見えるようになることがあります
全員に適しているわけではないため、カウンセリング時にしっかりご説明し、生活スタイルに合ったレンズ選びをご提案します。

白内障手術を受けないと、どうなりますか?

白内障が進行すると、視界がさらに白く霞んだり、日常生活に大きな支障をきたすようになります。
また、白内障の影響で目の奥(眼底)の病気が見えにくくなり、緑内障や網膜の病気の発見が遅れる可能性もあります。

さらに、白内障を放置すると認知症のリスクが高まるという研究もあり、視界が遮られることで脳への刺激が減り、脳機能が低下するとも言われています。

また年齢が上がるにつれて、

  • 水晶体(レンズ)が固くなり、手術の難易度が上がる
  • 認知症や身体の不自由さにより、術後の点眼が自分でできなくなる

といった問題も起こり得ます。

そのため、当院では「75歳までに白内障手術を受けていただくこと」をおすすめしています。
40代以上の20人に1人は緑内障とも言われているため、40代を過ぎたら年に1度は眼科で検査を受けることをおすすめしています。

見えづらさはあるけど、手術に踏み切れません…

手術は“今すぐ”必要なわけではありません。
まずはお気持ちや見え方について、じっくりお話を伺うカウンセリングだけでも大丈夫です。
当院では、患者様が納得してから治療に進めることを大切にしています。
「不安だけど、ちょっと話を聞いてみたい」そんな気持ちで構いません。お気軽にご相談ください。

白内障って、一度手術してもまた再発するって聞いたけど本当ですか?

いいえ、白内障そのものは、手術で「濁った水晶体」を取り除けば再発することはありません。

ただし、術後しばらく経ってから「後発白内障」と呼ばれる状態になることがあります。
これは、水晶体を包んでいた膜が数ヶ月〜数年後に濁ってくることで、視界が再びかすんだりすることがあります。ですがご安心ください。当院には専用のYAG(ヤグ)レーザー装置を完備しており、後発白内障に対してもその場で簡単なレーザー処置(5分程度)を行うことが可能です。

また、当院では「一生涯診療」を掲げており、手術後も長く目についてサポートし続けます。
術後に何かご不安なことがあっても、いつでもご相談いただける体制を整えておりますので、どうぞ安心して手術をお受けください。

ご予約はWebから簡単に!

PAGE TOP